恩を知り恩に報いる
いったいヘイ吉は
今こうやって働けているのは
そして生活し、生きていけるのは
なぜできているのだろう?
だれのおかげなんだろう?
この世に生を享けたのは
親の、そして先祖のおかげ
そして成長できたのは
親や先生方や友だち
職場の方々のおかげ
またこうして働けるのは
理解し応援してくれる人がいて
地域の人たちから
必要とされているおかげ
そして平和な世を実現するために
安全・安心な生活が過ごせるように
動いてくれる多くの人たちがいる
最後に忘れてはならないのが
ここまで一心不乱に働けるのは
愛する妻がいてくれるおかげ
昨日までの6回のブログでヘイ吉が
今のお仕事に就くきっかけを
かたってみましたが
あらためて
多くの人の恵みで
今の自分が存在できていることに
感謝する心を持つことの大切さに
気づかされたような気がします
人間はひとりで大きくなったのではない
会社もまたひとりで大きくなったのではない
あわただしい日々の中にも
ときに過去を振り返って
世と人の多くの恵みに感謝する心を
お互いに持ちたい
その心こそが明日の歩みの真の力に
なるだろう
10歳で丁稚奉公(でっちぼうこう)となり
様々な試練を経ながら大を成した
松下幸之助さんの言葉です
人と関わり合って
自分の役割りがちゃんとあるからこそ
生きていることが幸せだと感じられると
話していた伊藤さん
銀行で活躍する伊藤さんの言葉は
恩を知り恩に報いる気持ちからの言葉
なのだと思うのです
この心の連鎖は個人の運命だけでなく
社会の、この世の運命をも良くする
ものであると信じています