2016.09.26

意味を問うことは人間として自然なこと

高校のときに挫折と言えるかわかりませんが

私の中での大きな壁に
ぶつかったことがありました

私はなぜこんなに勉強をしなくては
いけないのだろうか?

楽な道を選んではいけないのだろうか?

なぜ人は最終的には亡くなってしまうのに
生きているのだろうか?

とても悩んでいました

そのときは自分だけが不幸なのだと
悲劇のヒロインのようになっていて
自分の事だけしか考えていませんでした

私が幸せ、達成感を感じるようになったのは
アルバイトを始めたからです

初めての仕事であり
最初の頃は覚えることで必死でした

だんだんと慣れた頃には
お客様に対して気持ちの良い挨拶をしよう
笑顔で接しようと思うようになり

私の中で他人に幸せになってほしいと
思う事が私の幸せなのだと気づきました

学年集会 ~働くとは?幸せとは?~
経理ビジネス学科1年 Hさん

生きていることの意味を問うことこそ
人間と動物との本質的な違いの基準である

精神医学者のフランクルは述べている

私たちは人間であり

君が
“勉強すること”
“生きるということ”

自らに問うことは自然なことであり
人間であるからこそ自らに問うのです

君はアルバイトを始めたことで
生きることの
働くことの価値を見出し始めた

神経症による心臓の苦しみを訴える青年が
精神科医の神谷美恵子先生に勧められて

ある島にある気象観測所の手伝いを
するようになった

大事な役割を果す仕事に張りあいをおぼえ
その青年はみちがえるように元気になったが

規定によって仕事をやめたことで
暇をもてあまし再び神経症に苦しむようになる

人の身体は不思議なものです

人は働くことで誰かに必要とされ
自分の果たすべき役割を自覚することで
達成感を感じ幸せを感じるのかもしれない

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故郷の会社を強くするため
学び続けるNABIの卒業生
佐藤さん(左)と鹿住さん(右)

https://twitter.com/nabiheikichi

 

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