意味を問うことは人間として自然なこと
高校のときに挫折と言えるかわかりませんが
私の中での大きな壁に
ぶつかったことがありました
私はなぜこんなに勉強をしなくては
いけないのだろうか?
楽な道を選んではいけないのだろうか?
なぜ人は最終的には亡くなってしまうのに
生きているのだろうか?
とても悩んでいました
そのときは自分だけが不幸なのだと
悲劇のヒロインのようになっていて
自分の事だけしか考えていませんでした
私が幸せ、達成感を感じるようになったのは
アルバイトを始めたからです
初めての仕事であり
最初の頃は覚えることで必死でした
だんだんと慣れた頃には
お客様に対して気持ちの良い挨拶をしよう
笑顔で接しようと思うようになり
私の中で他人に幸せになってほしいと
思う事が私の幸せなのだと気づきました
学年集会 ~働くとは?幸せとは?~
経理ビジネス学科1年 Hさん
生きていることの意味を問うことこそ
人間と動物との本質的な違いの基準である
精神医学者のフランクルは述べている
私たちは人間であり
君が
“勉強すること”
“生きるということ”
自らに問うことは自然なことであり
人間であるからこそ自らに問うのです
君はアルバイトを始めたことで
生きることの
働くことの価値を見出し始めた
神経症による心臓の苦しみを訴える青年が
精神科医の神谷美恵子先生に勧められて
ある島にある気象観測所の手伝いを
するようになった
大事な役割を果す仕事に張りあいをおぼえ
その青年はみちがえるように元気になったが
規定によって仕事をやめたことで
暇をもてあまし再び神経症に苦しむようになる
人の身体は不思議なものです
人は働くことで誰かに必要とされ
自分の果たすべき役割を自覚することで
達成感を感じ幸せを感じるのかもしれない
故郷の会社を強くするため
学び続けるNABIの卒業生
佐藤さん(左)と鹿住さん(右)
https://twitter.com/nabiheikichi