2012.12.12

14世紀の会計帳簿~イタリア研修Part1~

海外研修、グアムコースに続いては、簿記発祥の国「イタリア」
ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、ローマ4都市訪問コースを報告します!
今回は専門視察についての報告です。

今回はミラノの大聖堂「ドゥオモ」に 付随されている古文書館を訪問し、
現在の複式簿記の原型になった といわれる、14世紀に実在した会社
「カタロニア商会」の会計帳簿を 視察してきました。
14世紀って1300年代、日本では鎌倉時代ですよ!

 

 

 

 

 

 

 

こちらがミラノの大聖堂「ドゥオモ」。晴れた空に尖塔が並ぶ景色は見事!
絵ハガキじゃないですよ! リアルに撮影してきました!

 

 

 

 

 

 

 

そして説明している方の前にあるのが、その複式簿記の原型になった帳簿です。
こちらは何と!

 

 

 

 

 

 

 

データ化されている他・・・

 

 

 

 

 

 

 

直接触って確かめることができるのです!!!

700年前の紙に触る経験。 日本でも難しいことです。
学生たちは触りながら歴史を感じていたようです。

そして、日本で学んだ簿記の知識を生かして質問をドンドン出していました。

「今のように掛け販売はあったのですか?」
「商品評価損が出た場合は当時どのように会計処理していましたか?」
などなど、入学して半年間ダテに簿記を学んでいません!

学生全員が感心していたのが、この当時から借方貸方を分けていたこと。
これが複式簿記の原型になったと言われるのも納得します。

以上、専門視察の報告でした。
明日は学生交流の報告です。

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